DVD Review: Coneheads(2013, Re-Release) [Jane Curtin]
"Coneheads" DVD (2013, Re-Release)
本編 86分
Theatrical Trailer 2分
北米・廉価再発売版。米Amazon.comの仕様欄には"Number of discs: 2"とある(2013年1月17日時点)が、これは誤り。実際は旧版と変わらず1枚で、収録されている内容も本編とトレイラーのみ。また、本編のカットされたシーン(一家がRemulakに帰った直後のシーン)などの復活もない。
…とはいえこの北米版は廃盤になって久しく、今回あらたに廉価で再発売されたことにまったく意味がないというわけではない。
発売日は偶然にも、つながりの深い"3rd Rock"のMill Creek版シーズン5&6と同じ、2013年1月8日。
日本版DVDも昨年夏に廉価で再発売されている。
蛇足(3rd Rockとのつながりなど)
Dan Aykroydらとともに脚本を担当したBonnie Turner & Terry Turner夫妻は元SNLのライターで、"3rd Rock from the Sun"のプロデューサー。この"Coneheads"を経て3rd Rockの最初のパイロット版を制作していた夫妻は、主人公の恋愛対象が甘すぎるため、オフィスに緊張感がないと判断。書き直しに伴ってキャストを変更することになり、Jane Curtinに白羽の矢を立てた。Janeはコネティカット州に居を構えており、L.A.に移ってTVシリーズに打ち込むつもりはなかったものの、Bonnieらとまた仕事をしたい、という気持ちから「7話だけ」という条件で出演を承諾(この"7"という数字の理由はごく最近、2011年夏ごろのJaneのインタビューにて明かされている)。
そしてJaneと、Nina役のSimbi Khaliを新たに加えて第2のパイロット版が作られた。2人は他のキャスト陣から2週間遅れでの参加となったが、とても歓迎的な雰囲気で撮影は非常に楽しいものだったという。7話という条件で出演していたJaneは、残り2話、という段階で「この場を離れたくない」と自ら契約の更新を申し出、最終的には137話ものエピソードに出演。尋常でない波乱の恋愛悲喜劇を6年にわたってJohn Lithgowと演じた。
ここではalienだったJaneが、3rd Rockでは一転してalien一家に振り回される地球人の役。ちなみにPrymaatの地球での名前は"Mary Margaret DeCicco"、3rd RockでJaneが扮したMaryのフルネームは"Mary Margaret Albright"。
3rd Rockのシーズン2・エピソード3 "Hotel Dick"には、Coneheadsのコスプレをした人々がMaryとDick Solomon(John Lithgow)の目の前を通りすぎる場面がある。また、ここではBeldarをめぐって静かな女のたたかいを繰り広げているJaneとJan Hooksが、3rd Rockではまったくトーンの異なる絡みを見せている。
個人的な願望としては、Prymaat姿のJaneが普段の美声で喋っているところを一度でいいから見てみたかった。逆のようなもの(普通の格好のJaneがPrymaat風の声を発しているところ)は何度か見たものの(笑)。各国で発売されたDVDにはこれまでのところメイキングやインタビューは収録されておらず、公開されている舞台裏映像が見あたらないのが残念。
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・あらたな出演作の気配
・3rd Rock Season 5 DVD (Mill Creek) Review
本編 86分
Theatrical Trailer 2分
北米・廉価再発売版。米Amazon.comの仕様欄には"Number of discs: 2"とある(2013年1月17日時点)が、これは誤り。実際は旧版と変わらず1枚で、収録されている内容も本編とトレイラーのみ。また、本編のカットされたシーン(一家がRemulakに帰った直後のシーン)などの復活もない。
…とはいえこの北米版は廃盤になって久しく、今回あらたに廉価で再発売されたことにまったく意味がないというわけではない。
発売日は偶然にも、つながりの深い"3rd Rock"のMill Creek版シーズン5&6と同じ、2013年1月8日。
日本版DVDも昨年夏に廉価で再発売されている。
蛇足(3rd Rockとのつながりなど)
Dan Aykroydらとともに脚本を担当したBonnie Turner & Terry Turner夫妻は元SNLのライターで、"3rd Rock from the Sun"のプロデューサー。この"Coneheads"を経て3rd Rockの最初のパイロット版を制作していた夫妻は、主人公の恋愛対象が甘すぎるため、オフィスに緊張感がないと判断。書き直しに伴ってキャストを変更することになり、Jane Curtinに白羽の矢を立てた。Janeはコネティカット州に居を構えており、L.A.に移ってTVシリーズに打ち込むつもりはなかったものの、Bonnieらとまた仕事をしたい、という気持ちから「7話だけ」という条件で出演を承諾(この"7"という数字の理由はごく最近、2011年夏ごろのJaneのインタビューにて明かされている)。
そしてJaneと、Nina役のSimbi Khaliを新たに加えて第2のパイロット版が作られた。2人は他のキャスト陣から2週間遅れでの参加となったが、とても歓迎的な雰囲気で撮影は非常に楽しいものだったという。7話という条件で出演していたJaneは、残り2話、という段階で「この場を離れたくない」と自ら契約の更新を申し出、最終的には137話ものエピソードに出演。尋常でない波乱の恋愛悲喜劇を6年にわたってJohn Lithgowと演じた。
ここではalienだったJaneが、3rd Rockでは一転してalien一家に振り回される地球人の役。ちなみにPrymaatの地球での名前は"Mary Margaret DeCicco"、3rd RockでJaneが扮したMaryのフルネームは"Mary Margaret Albright"。
3rd Rockのシーズン2・エピソード3 "Hotel Dick"には、Coneheadsのコスプレをした人々がMaryとDick Solomon(John Lithgow)の目の前を通りすぎる場面がある。また、ここではBeldarをめぐって静かな女のたたかいを繰り広げているJaneとJan Hooksが、3rd Rockではまったくトーンの異なる絡みを見せている。
個人的な願望としては、Prymaat姿のJaneが普段の美声で喋っているところを一度でいいから見てみたかった。逆のようなもの(普通の格好のJaneがPrymaat風の声を発しているところ)は何度か見たものの(笑)。各国で発売されたDVDにはこれまでのところメイキングやインタビューは収録されておらず、公開されている舞台裏映像が見あたらないのが残念。
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2013-01-18 17:33